2015/07/07
ドラマ版「デスノート」がつまらない理由2つ
結論を出すのは早過ぎると思うが、デスノートのドラマ版は「失敗だった」と思っている。
では、実写化した映画版デスノートと何で差がついたのか?どうして失敗だったと思うのか?を語りたい。
ドラマ版「デスノート」がつまらない理由2つ
1.原作改変のストーリーや設定
デスノートは「サスペンス」にジャンル分けされるようだが、頭脳戦や推理モノなどの過程・結末が重要とされる作品における同じメディアの2番煎じは基本読み手に受けない。
そのことを危惧してか、はたまた芸能事務所のゴリ押しなのかは知り得ないが、デスノートは「改悪」された。
夜神月がアイドルオタクという設定も、「イチゴBERRY」をゴリ押しするための設定にしかみえない。
あれじゃ、アイドルオタクではなくただの彼氏系オタクかファッションガチ恋ですよ!
せめて、推しTシャツ着て応援してあげましょう。
http://bukurokei.com/gachikoi/
2.デスノートがなぜ面白いのかを理解していない
デスノートと同じく大場つぐみ×小畑健が原作の「バクマン。」でも語られていたが、シュールな作品で面白くするにはストーリーは勿論大事だが「シリアスな笑い」がかかせない。
「一見バカな事を真剣にやればやるほど笑える……シリアスな笑いが産まれる」
実際に私がデスノート原作を読んで、夜神月のシュールな顔芸で何度か笑ったし、狙ってできることが大場つぐみの凄いところだと思っている。
で、ドラマ版デスノートはどうなの?って話だが、一般人設定で顔芸してもギャップを感じられないし「シリアスな笑い」ではない。むしろ相応の反応だろう。
結局のところ、天才な夜神月とLだからこそ面白いのであり、原作がどれだけ最高だったか実感できただけなのであった。
ドラマ版「デスノート」の楽しみ方
こんなにつまらないと言っておきながら…。
視聴率16.9%と好評?のようなので、これからの楽しみ方をご紹介したい。
まず、原作厨は見ないほうが絶対良い。
これから良くなる要素なんて無いし、ニアが出てくる前にシャットアウトしましょう。
で、寛容で心が広い人はツイッターや掲示板などで実況しながら楽しみましょう。
なんだかんだで私も視聴継続すると思う。
デスノート
今回ご紹介した作品はこちら。
2015年7月5日放送開始
日本テレビ
夜神月:窪田正孝
L:山崎賢人
ニア:優希美青