2015/08/14

コミケに行かなくなった理由は「金儲け」

14日から16日にかけて、コミックマーケット88が開催中。

ですが、私は今年もコミケには参加しません。
「そういえばコミケに行かなくなって何年が経つだろう?」というか、なぜコミケに行かなくなったんだろう。

この記事では行かなくなった理由や近年のコミケ事情について語りたい。

コミケは楽しいのか

「コミケ」自体を楽しんでいる人は、ほとんど居ないと思っている。

 

数年前に比べて、ビックサイト内の電波環境が改善されたり、コンビニや周辺飲食店が対策を講じたりされて来ている。

だが、参加者の大半は徹夜組、サクチケ組、転売ヤーにヘイトゲージ溜めていたり、暑さや雨風などの劣悪な自然環境に不快感を覚えている。

「コミケを純粋に楽しめているか、コミケに惰性で参加していないか」

「好きな絵師が参加しているから」みたいな人は正しい楽しみ方をしているし、純粋に羨ましいなと思う。

ただ、「オタクの祭典だからとりあえず参加しよう」という初心者には参加をおすすめしないし、コミケはそういった気軽に参加できるイベントではないと断言したい。

 

その理由は、ここ近年のコミケ事情にある。次項で詳しく語りたい。

近年のコミケ事情

c88

出展企業も同人サークルも参加者も「金儲け」に目が無い。

出展企業

発売見合わせになったが、食器とレトルトカレー4000円はとても高いと感じるし、「意外性持たせてSNSで拡散されれば売れるでしょ?」みたいな企業が多く、オタクを甘く見ている感じが嫌いだ。

昔に比べて、企業の列崩壊も増えてきているし、最低限物売るレベルに達してからにしてほしい。

 

もし、汗水垂らし一日かけて並んだ列が崩壊したらと考えるとぞっとする。

同人サークル

同人サークルとは言っても、壁に限るお話。

搬入量や予算が限られているとしても、転売ヤーに得をさせすぎじゃないだろうか。プレミア感を出して売上をあげるのも大事だと思うが、それを買っている人の大半は転売ヤーだ。

委託をするとなると、手数料分を損したり売上が下がるのはわかるが、結果的にサークルの印象を下げることになるだろう。

 

まぁ、高騰化するのは主にタペストリーや抱き枕カバーで、同人誌と違って委託は難しい現状を考えると打開は厳しい。

参加者

毎年のようにまとめサイトやTwitterで話題になり、毎年のように徹夜する人の人数が増えている。

並び始める時間は

  1. 徹夜番号組
  2. 徹夜組
  3. 始発組
  4. サークルチケット
  5. 徹夜番号組の連れ

一方、並ぶ順番は

  1. サークルチケット
  2. 徹夜番号組と連れ
  3. 徹夜組
  4. 始発組

となるので、一般参加者が馬鹿を見るイベントである。

 

対抗策として、c88ではサークルチケットの転売禁止が公表されたが…。サーチケが転売されるのではなく、グッズが転売されるので無駄なんだよなあ。

ちなみに、壁サークルの人気グッズはサークルチケット組で買い尽くされるようだ。

まとめ

コミケを取り巻くこれらの環境が嫌で行かなくなったんじゃないかなーと思います。

コミケ開催期間中はアニソンライブや他のイベントも多く開催されているし、そちらのほうが楽しめるんじゃないかなー?って思えてきましたね。

これは、15日開催のコスホリックのほうが夢が詰まっていそうだ。