2015/06/19

なぜアニソンライブで「生魚のサバ」を振り回したのか

いま、アニソンライブアニワラで鯖を振り回し、他の参加者に迷惑をかけたことが話題になっている。

この行為は有名になることや晒されることが目的の一つなので、ただ事実を拡散するより「なぜやったのか」「どうすれば再発しないか」に重点をおいて考察していきます。

なぜアニソンライブで鯖を振り回したのか

こういった迷惑行為を行う人を「厄介系イベンター」と呼称します。

定義は曖昧ですが、ライブ・イベントで他の参加者や運営に迷惑をかける行為をした人の意味で使われている。

よく、まとめサイトなどで「ラブライバーやアイマスPが厄介行為を」と取り上げられますが、双方に得はなく、厄介系の思うつぼなので気をつけましょう。

さて、「なぜ迷惑行為をやったのか」という結論から考えると、

  • 厄介系イベンターはとんちが好き
  • 他のライブやSNS上で自慢したい

の2つがあげられる。では1つ1つ見ていきましょう。

厄介系イベンターはとんちが好き

厄介系ってとにかくアニメの内容や歌の歌詞にかけることが好きなんですよ。

今回のアニワラで鯖を振り回したのも、徳井青空さんの「サバやだ! チョコプリーズっ!」にかけてるのだと読み取れます。

とんちの一例を挙げると、以下のようになる。

  • 大坪由佳さんのショコラ・ティアラで頭にケーキをのせる
  • StylipSのChoose me♡ダーリンでデッキブラシ持込
  • 新田恵海さんらのサクラハッピーイノベーションで裏名義のコール
  • ロウきゅーぶのライブでバスケボールのドリブル
  • ワルキューレロマンツェのUN-DELAYEDでジョスト

ハナヤマタの鳴子のように公式でグッズを出している場合は迷惑行為ではありませんが、殆どが参加者主導が現状です。 ハナヤマタ鳴子 グッズ | ハナヤマタ TVアニメ公式サイト http://hanayamata.com/goods/detail.php?id=1000459 全ての可能性をあげたらキリがなく、そのため注意事項を増やしても対応できないのが難点。

他のライブやSNS上で自慢したい

Twitterが普及する前はここまで厄介自慢はなかった記憶があるのですが、今ではSNS上は勿論、ライブの開演前に自慢する人がとても多い。

目的は、厄介系イベンター内で有名になること、そして推しに認知されること。

改造ペンライトの光量勝負で目立とうとするのと同じく、迷惑行為をすることによって、自分の好きな歌手や声優に覚えてほしいという願望がある人も少ないない。

「迷惑行為をしてでも認知されたい?」

  数多くの厄介系を目にしてきたが、答えは「Yes」。

そもそも厄介系はそこまでガチで好きなわけでなく、すぐに推し変(好みを変えること)するからだ。
よって中途半端な事実の拡散は厄介系をつけあがらせるだけである。

迷惑行為をやめさせる解決方法

1番効果があるのは、今回のアニワラの参加者のように告訴することだと思っている。

後日に行うよりは迷惑行為を受けたその時に運営を交えて指摘するのが最も効果があるだろうし、オルスタの場合は時間が過ぎるにつれて犯人特定が難しくなってくる。(もっとも、厄介系はSNS上で自慢が好きなので、エゴサで簡単に見つかる)

逆にあまり効果が期待できないものはこちら。

  • その場でスタッフだけに言う
  • SNS上で直接注意する
  • 運営にメールで問い合わせる

ライブ運営は、その場しのぎの対応しかしないので、特にそこらのスタッフに声をかけるのは無駄。公演中だと声掛けも難しいだろう。

近くのバイトスタッフではなく、責任者を呼んで複数人で話すのが一番だと思う。
今回のような故意な迷惑行為なら解決できそうなのだろうが、殴られた潰されたなどの暴力行為はしょうが無いと捉えられてしまうこともあるようなので、最低限の自己防衛は行っていきたい。